20代で「転職」ではなく「青年海外協力隊」を選んだ3つの理由

「いつか世界を変える力になる」か…
2019年9月末。青年海外協力隊に参加するにあたり、新卒で入社した会社を辞めることになりました。入社3年目に辞めたので、働いていた期間は約2年半になります。

私が勤めていた会社は働く環境的には「超」が付くほどのホワイト企業でした。しかし、2年間で社会人生活に終止符を打ち、青年海外協力隊として開発途上国に行ってきます。

この記事では、なぜ入社3年目でホワイト企業を辞め、転職ではなく青年海外協力隊という道を選んだのかを書いていきます。

今まさに転職しようかどうか迷ってる方や、青年海外協力隊へ応募を迷ってる方は参考にしてください。

働く環境は整っていたが…

▲会社の忘年会で貰った葉山牛

私が勤めていた企業は営業職でもほぼ必ず定時に会社を上がり、給料もそれなりに貰える。気性が荒い上司など存在せず、私の周りはみなさん穏やかな性格の人ばかりでした。

また、年末には全国の拠点をビデオ通話で繋いで社内で忘年会。恒例のくじ引き大会の当選者には全国各地のご当地品が当たります。私も葉山牛をいただきました。非常に美味しかったです。

良いことばかり書いていますが、もちろん不満はありました。古い体質が残る会社でしたので、年功序列はもちろん、若手の意見を全く聞き入れない…などなど。

しかし、環境的にはまさに典型的なホワイト企業…いや、もはやそれ以上だったかもしれません。

結局は「環境」よりも「やりがい」だった

全然っ、楽しくない…
では、なぜ辞めたのか。一番の原因は仕事に対しての「やりがい」や「楽しさ」を見つけることができなかったことです。

入社当初は仕事を覚えるのに必死でやりがいや楽しさは後から付いてくるものだと思っていました。

入社3年目になって一通り仕事を覚え、ようやく結果を出し始めてきた段顔でしたが、そこでやりがいや楽しさを一切感じることができなかったんです。

実は私自身、入社2年目に部署異動をしています。異動した部署では入社1年目にいた部署よりも自分の興味のあることをやれていたのですが、そこでもなぜか全然楽しくない。

まさに「隣の芝生は青く見える」状態でした…。

▲隣の芝生は青く見えましたが…

▲青ではなく、真っ青でした…

そこから外へと目を向けて転職活動を始めましたが、なかなか自分のやりたいことが明確化できていなかったため、ダラダラと続けてしまう羽目に。

本当に自分がやりたいことを探す中で行き着いたのが青年海外協力隊の説明会でした。

青年海外協力隊に決めた3つの理由

これは…行くしかないな…
その説明会がきっかけで青年海外協力隊を受験することになり、合格をいただき今に至ります。転職という選択肢もある中、青年海外協力隊に決めた理由は3つあります。

1.開発途上国の現状を知ってしまったから

世界には私たちの知らない問題がたくさんありますが、それを見るのも見ないのも自由です。

私の場合、この説明会でICT教育の格差が経済的発展にも影響してしまっている国があることを初めて知りました。

それほどまでに深刻化してるのか…と衝撃を受けたのを今でも覚えています。

その深刻化している問題を自分がこれまでやってきた経験を活かし、少しでも貢献できる活動を行えることにとてつもない魅力を感じました。

これは就職活動の時には味わえなかった感覚でしたね…。

2.海外で働いてみたかったから

昔から海外で働くことに対して憧れを抱いていましたが、自分には語学力も海外経験も一切無し。

勉強嫌いでTOEICのスコアも全然伸びないにも関わらず、とにかく海外で働くことへ憧れを抱いていました。(マイナビ転職に掲載されているこちらの記事の方とほぼ同じですね…)

▲ちなみにTOEICの点数は545点…

いざ就職を決め、新卒で入社を決めた会社は海外に力を入れていく方針があり、会社説明会でも「特に若手には海外勤務のチャンスはあるよ!」と聞いていたので、自分にもチャンスがある!と思い入社しました。

しかし、「今いる部署の業務とは関係ない」という理由から英語研修すら受けさせてくれませんでした。

入社前に聞いてた話と違くね…?

これは新入社員が必ず感じる負の感情の1つですね。入社してから何度思ったことか…。

一方の青年海外協力隊はこんなメリットがあります。

・訓練所で2ヶ月間みっちり語学を学べる
・現地での生活費+日本での積立金も貰える
・2年間の海外経験を積める
こんな良い制度、他にはありません。勉強嫌いの私でもみっちり語学を学べますし、お金を貰いながら2年間も海外経験を積める。(英検3級もしくはTOEIC330以上が応募の最低ラインですし…)

すぐに受けようと思いましたが、当時の私にあった選択肢は2つありました。

①今いる会社で成績を上げつつ語学も勉強し、海外勤務を勝ち取るまで何年かかる分からないのを我慢しながら働く

②青年海外協力隊に合格すれば自分の今できることを活かして未知なる環境にすぐ飛び込めるので、頑張って合格するのを目指す
この2つを天秤にかけた時に考えたのは、それに要する時間です。私にとって重要だったのは20代のうちに自分のやりたいことをとにかくやり切ることでした。

今の会社にそのままいれば、安定してそれなりにお金を貰いながら海外勤務のチャンスを得られたかもしれません。しかし、何年かかるのか予想できませんでした

青年海外協力隊の場合は合格さえすれば海外へ行き、自分の知見を活かした活動を行える。

説明会中にも関わらず「今後は転職活動を辞め、青年海外協力隊に合格することを目指す」と心に決めました。

3.会社員以外の道を見てみたかったから

社会人になって敷かれたレールの上を走っている感覚が想像以上にありました。

出世して役職を持って退職金をがっぽりもらう…みたいな一般的なルートをまじまじと見せつけられます。

その一方で、私の友人には会社員以外の働き方をしている友人が多くいました。

例えば、保育士でフリーランスとして働いてたり、Youtuberとして生計を立ててたり…。こうした会社員ではない働き方は現時点では一般的でないと思いますが、若者を中心に着実に増え始めています。

青年海外協力隊はボランティアという位置付けなので、今の日本ではその2年間を空白期間とみなす企業が多いのも事実です。

青年海外協力隊に参加したら違った世界が見えてくるはず。しかし、一度行ってしまったら、今まで乗ってたレールに戻ることはできない。それだったら思い切って行くしかない。

最後の理由は一言で言えばノリと勢い(若気の至り)ですかね…。

まとめ

私は今の会社で海外勤務のチャンスがないことを知り、青年海外協力隊へと目を向けました。

おそらくこの記事に辿り着いた人は私と同じような環境にいるかもしれませんので、一言だけアドバイスを。

迷ってるなら、まずは説明会へ!
はい、そうです。転職活動の一環として、まずは説明会へ行きましょう。